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2005年4月17日

日曜朝の賛美歌

長女の通っている幼稚園は土曜と日曜が休み。ただ、教会附属の幼稚園であるため、日曜朝には45分間の礼拝がある(出席自由)。教会附属というと、お坊ちゃんお嬢さん御用達の幼稚園というイメージをもたれるかもしれないが、そうではない。幼稚園の方針は様々。長女の性格を踏まえて選んだ幼稚園がたまたま教会附属だったというだけだ。

幼稚園の送迎は嫁が担当することが多いが、自分も時々送っていったり、迎えにいったりする。日曜日、礼拝が終わる頃に幼稚園へ迎えに行くと、園児が賛美歌を合唱している。ウィーン少年合唱団のような透き通る声ではなく、音程もバラバラだが、それでもなごむ。他の園児の親御さんを見ていると、両親が来られており、これからどこかへ遊びに行くという家族も見かける。

一方、長女の父の日曜は夕方まで競馬だ。これは年中変わりない。家へ帰る途中も、「○○ちゃんのところはこれから六甲山へ行くねん」とか、愚痴っぽく言われる。でも仕方がない。平日は自由がきいても、週末は競馬だ。

ただそう説得しながらも、特に、長女が幼稚園は通い出したここ数年、ちょっと考えが変わってきた。日曜朝、幼稚園で他の家族を見ていると、“そっちの生き方もあったんや”とふと思ってしまうのである。賛美歌をきいて“改心”したわけでもないのだが、それまで過ごしてきた日曜日とは明らかに異なる空気(エートスというべきか?)がある。競馬報道の業界に入って20年ほど。若い頃は、週末に競馬以外のことをしている人たち、また競馬場以外に出向く人たちにまったく注意が向かなかった。だが、他の仕事に就くことができない年齢になってしまうと、別の選択肢が気になりだすのかもしれない。このような感情は40代なかばの人に共通しているのかもと思う。

さてそれでは迎えに行ってきます。

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