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2005年10月25日

史上最強馬?

たとえば10年前の競走馬と今の競走馬を比べて、どちらが強いかと聞かれれば、やはり今の競走馬の方が強いと答える。育成や調教の技術は進み、血統も進化しているはず。10年前の方が強いと考えるとすれば、それは日本の競馬が退化していることになるし、日本のホースマンをバカにしていることになるだろう。もちろん、現役の競走馬のなかで、「5歳馬の方が4歳馬よりレベルが高い」といったように、短い期間でなら、あとの世代の方がレベルが低いということはあるだろうが、ある程度長い期間で考えるのなら、あとの世代の方がレベルが高くなっていて当然と思う。

ということで、ニュースでも盛んにとりあげられているディープインパクトは、これまでの3冠馬シンボリルドルフやナリタブライアンより強いことになる。ただし、それはルドルフやブライアンのように、3歳の時点で、上の世代を破ってからのことだ。同世代としか戦っていない段階で史上最強と形容されるのにはどうも抵抗を感じてしまう。もちろん、同世代だけの戦いにしても、無敗で3冠を達成するのは抜きん出て強いからだし、上の世代に勝てないと考えているわけでもない。むしろ、勝つ可能性の方が高いだろうし、自分自身、ジャパンカップや有馬記念に出走してくれば、中心視するだろう。

ただ、ディープインパクトをとりまく過熱ぶりには、ついていけない思いがある。競馬がとりあげられるのはいいことだし、久しぶりに現れたスターホースを歓迎してもいるが、今後、さらにディープインパクトやその関係者への取材がヒートアップして、その結果、彼らのペースが乱れたり、ディープインパクトが調子を崩したりすることがないよう、願いたい。

あと、単勝100円の元返しはいかがなものか。100円にしろ、110円にしろ、そんな単勝に賭ける気は毛頭ないが、この種の馬券に大金を投じる人達もいるようだ。彼らにとって10円の差は大きい。リスクを冒した結果が元返しなら、今後、賭ける気をなくすのではないか。彼らのような“ハイローラー”をお得意様にしておけば、JRAにとっても売り上げ増加につなかるのではないか(最低でも10円の配当をつけるような動きは今のところないようだが)。

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