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2006年10月21日

a few days

もう20年近く前になるが、初めてアメリカに行く前は、にわか仕込みでいろいろと英会話の特訓をした。堪能な方からの教えで印象に残っているのは、日本で当たり前のように訳しているが、現地の人がそのようには使用しない場合があるということ。たとえば、表題の“a few days”は2、3日とか訳したりする。でも、その方は、「自分が実際に話した感覚でいうと、a few daysはもうちょっと長い期間なんですよ」とおっしゃっていた。その方の感覚が本当に的確だったのかわからない。ただ、2、3日のつもりで待っていて、それが5、6日要したとすれば、約束を破られたとか、随分待たされたと思うかもしれない。

ディープインパクトの件はその後、徐々に経緯が報道されている。自分は性善説というわけではないけれども、フランスの獣医師が故意に投薬期間について、通常とは異なる日数を伝えたのでもないし、ましてや厩舎サイドが意図的に投薬中止の時期を遅らせたのでもないと思う。フランス語と日本語、異なる言葉で意思疎通しなければならない際に生じた、ちょっとした見解のズレがこれほど大きな問題に発展していったのではないか。

ま、この推察が当たっているかどうかは別にして、コミュニケーションの際に生じる誤解は怖いなと感じてしまった。決して悲観的になっているのではなく、「自分の考えが100%相手に伝わることはありえない」と思っておいた方がいい。だからこそ、ズレが小さなうちによく話し合って軌道修正すべきだし、自分の意図をほとんどくみとってくれる相手は貴重な存在。仕事の付き合いでも、一を話せば十を理解してくれる人との縁は大事にしたい。とにもかくにも、ディープインパクトの件は“a few days”でもっと明らかになるでしょう。

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