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2006年12月 1日

バカにされたパンダ

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王子動物園シリーズの最終回はやはり同園、一番の人気者パンダに登場していただこう。写真はオスのコウコウ。

パンダを格別かわいらしいとは思わないが、超然としているのは好きだ。この日もご覧のように、来場者のことは我関せずで笹を食べていた。なかなかよく撮れていると思うのだが、自分の目の前でまさにこんな感じでずっと座っていたのである(転載したのではなく、自分の撮影です)。動物によっては、特に芸をしようというのではないものの、檻の前にいる人間を意識しているケースもある。しかし、パンダは無視している。それがすごい?ところだ。

しかしそんなパンダにしても、もし日本語がわかるのなら、「ナメとんか、わりゃー」と怒るであろう会話が自分のすぐ右で繰り広げられていた。月曜日ということで入場者は少なく、ゆっくり近くでパンダを見ていたら、横に来たのが関西のオバチャン達。写真のように座っていたパンダが少し移動すると、その跡に大便が残っていた。特にリキむことなく、普段の動作から排便をするパンダに感心していたら、オバチャンの感想はそれどころではなかった。

「イヤッ、パンダ、うんこしたでー」
「でも、したばっかりやのに、湯気出てないなー」

出たばかりのうんこ=湯気が出る。このイメージがすごい。さらに、それがすぐ口から発せられる。普通なら、人に話すことをちょっとためらいませんか?しかも、知らない人が近くにいるにもかかわらず。さらにオバチャンの会話は続く。水たまりのような水飲み場に行くのに、四つんばいになったパンダを見て、

「ちょっと卑猥やな」

と、ぬかしたのだ、そのオバチャンは。動物がそんな姿勢になるのは当たり前だが、オバチャンにそんな常識はなかった。

繰り返すが、パンダに格別の思い入れはない。しかし、ここまでバカにしなくてもいいだろう。パンダ好きの黒柳徹子が聞いたら怒るのではないか。ワイドショーによく登場するような、キツめの化粧の派手系のオバチャンではない。普通の、地味なオバチャンがこんな会話をするのが、関西の底力であろう。

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